BS放送やCS放送はどうやって観ることが出来ているのか

BS放送とCS放送の違い
BS放送もCS放送も、衛星を利用して契約世帯にテレビやラジオの電波を送り続ける放送サービスという面では同じですが、衛星の種類が違います。
BS放送は放送衛星を利用して電波を送り続けているのに対し、CS放送は通信衛星を利用して電波を送り続けています。
最初に一般家庭に普及し始めたのがBS放送なのでお分かりかもしれませんが、BS放送は元々一般家庭向けに放送が開始されました。地上波と比べて高画質ということを売りにして、どんどん普及が進んでいき、BSアンテナがついているお宅やマンションの一室も珍しいものではなくなってきたような気がします。
これに対してCS放送は、元々企業向けに作られていましたので、一般家庭向けではありませんでしたが、十数年前から衛星の軌道が放送衛星と同じものが開始された為、一般家庭でもCS放送が楽しめるようになってきたのです。
衛星放送の特徴
BS放送もCS放送も衛星放送ですが、地上波放送とどういう点がことなるのでしょうか。
地上波放送は、放送局という地上の施設を使って電波を送るものですが、衛星放送は地上のはるか上の衛星から電波を送っています。その為建物や山などの障害物もなく、広範囲に放送が出来るということが大きな特徴の一つになります。また、震災や水害などの影響も受けにくく、災害時に情報を得られることが出来るので、これから欠かせない情報提供手段と思われます。
地上波をはるかに上回る情報量があるので、普段のテレビ番組は観なくても衛星放送は観るという方も多いのではないでしょうか。好きな時間に好きなジャンルの番組を見られるというのも特徴の一つです。特にCS放送は多彩で専門性の高い番組が観られるとあって、最近注目されています。